親友
第1章*お通夜
普段通り家を出た。
普段通りに学校に行った。
たまたまその日はあまり
携帯を使わなかった。
放課後になるまで知らなかった
と電話が沢山かかって
来てた不安になって恐る恐る
電話かけたママが出た。
「落ちついて聞いて」と言われ
落ち付くわけもなく聞いた。
「今日のお昼にお空に行った」
涙声で君のママは言った。
言葉に出来なかった。
電話を切った。
涙が止まらなかった。
ただただ泣いた。
記憶にないくらに泣いた。