親友
次の日、お通夜だと
ママに言われたけど…。
行きたくなかった
行く気力がなかった。
最後だと想いたくなかった。
友達に言われて
仕方なく行くことに決めた。
少し遠いから電車で行った
ただただその時間が
長くて長くてたまらなかった。
近くになるにつれ。
足が重くなった。
着いた時はまだ始まる
前だったまだ時間があった。
茜のママが私の名前を
呼んだ。
「茜に会ってあげて」と言われた。
泣かないて決めたけど
茜が白い棺で寝ていた。
いつもと変わらない笑顔で
今にも起き上がりそうな
顔で寝ていた。
いつも見たいにばーか泣く
なよて期待してたのかもしれない
涙がぽっりぽっり
結局流れてしまった。