スターチス~変わらない誓い~
ザクッザクッ
私が歩くと共にそういう音がする。
ザクッ…
私が足を止めると音も止まる。
ふと大きな木を見た。
「あれ…?」
私は少し驚いた。
木の後ろに誰かがいる。
しゃがみこんで何かをしていた。
…気になる。
私は木に近づいた。
…男?
間違いなくそうだ。
男が何かをしている。
わたしはもっと木に近づいた。
木の近くになって彼に話しかけた。
「あの…どうしたのですか…?」
ビクッとして
彼は振り返った。
かっこいい…。