鳴瀬菜々子の奇妙な日常《まあ、いっか》
愛の街『姫路』


食後の一時をのんびりと思い思いに過ごす、鳴瀬家の男五人。

その隣で私は機関車の様に煙を立てて(まるでそんな気分で)動き回る。

食事の後片付け、洗濯、…。

次から次へと私に襲いかかる家事の嵐。
私はまるで五人の主人に仕える婆やである。

直哉は子守りはするが、家の事については一切ノータッチだ。






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