鳴瀬菜々子の奇妙な日常《まあ、いっか》

帰って直哉に全てを話すと彼はお腹を抱えて笑った。

「いやあ、その食事とやらに是非行ってもらいたかったな。

続きが面白そうだ」


……おい。

嫁をそんなドラマのキャストにするな。

「直哉は何とも思わないの?

山根と食事に行っても!!」

「は。何を?

だって、菜々子はそういう男は嫌いだろ。

……それに…俺にベタボレじゃん」


はあ!?





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