わたしと俺様なあいつ
教室に入ったとたんに、空気が重く感じた
みんなの目線がいっきに自分に集まっているのがわかった。
私の席は廊下側の後ろから2番目のところだった。
朝学活が終わると、女の子が話しかけてきた
「あの…名前は?」
「あっ…西本理奈。」
「石長樹菜よろしく!」
「よろしく…」
やばっ めっちゃ緊張してんじゃん
早く帰りたい…
なんて思いながらも、始業式と入学式があるから、体育館に向かった。