30女のレンアイ事情



恐る恐る修二を見ると…



「ひゃわ!」



眉間に皺寄せてあきらかに怒ってるよ!



さっきより状況悪化してるよ!



「あぁぁぁー!違うからね?!あっち関係ってあの!仕事!そう仕事で!日向の仕事を手伝ったりしてね!」



我ながらなんて苦しい言い訳。



後で覚えてなさいよ日向!



「本当にそれだけ?」



「決まってんじゃん!」



うわー。



まさに修羅場だよ…



テレビではキレた片方の女が、もう一人の女の髪の毛を引っ張っている。



私の額から冷や汗が。



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