30女のレンアイ事情
「分かった。どこで飲む?」
「んー…いつも行く駅前のとこは?個室予約しとく?」
「うん。そうしよっか。」
「じゃあ俺予約しとくなー。」
「はいはいー。よろしくねー。」
「……マジ可愛くねぇ。」
黙っとけ。
朝からホントなんなの!?
お母さんといいコイツといい…。
左手で頭を抱え、私は目の前の仕事に取りかかった。
先ほどチーフに言われた新商品の案。
それから商品会議で使う資料作りだ。
定時までに終わらせればお酒が待ってる。
よーし!
頑張るぞー!