女と俺と警察と。
そろそろ黙らせないとヤバイって事か……。
がちゃっ
「べぶしっ!?」
もう少しである飲料の名前になるなぁという叫びを聞いた。
顔にぶつけたようだ。
……客観的に見てる場合じゃなかった!!
慌てて、助ける。
気絶してた。

…弱………。
仕方なく、家にあげた。(姫様だっこではなく、ずるずる引きずって、だが。)

顔に濡らしたタオルをかけてみる。死人のようだ。いや、ド〇クエ的に言うと屍?
まぁいいか。
アイスは生温いというか、あんまり美味しくなかった。夏に食べるもんだしな。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ほッ!!」
目が覚めた時、そいつは最初にそう言った。
意味不明。

「ダイジョーブ?」
冷たい視線で攻撃。
気にしてないようだ。俺なんか切ないよ?
それどころではないって感じ。
「大丈夫、って……?あ、あの、どこが…?」
「どこがって……」
顔…しかないんだけど忘れてんのかな。打ったこと……。
「言いづらい所なのですね!!信じられないッ!!変態ッ!!心なしか確かに私のー……」
「い、いいから…!」
何言ってるんだこいつは。危険なこと言ってる気がする。
「よくないですッ。髭さん」
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