かふぇもか
そのうち唯は深雪と出かけることが多くなっていった。


やっぱり若い者同士気が合うし、二人の方が楽しいんだろう。


わたしは寂しかったんだと思う。




ある日唯がまたパウンドケーキを焼いていた。


「深雪ちゃん自分の作るパウンドケーキが大好きなんだ!」


次の日一緒に遊園地に行くという。


わたしは悲しかった。


「行かないで~」


わたしは突然泣き出した。
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