青空メモリー
聞かれたのでその時の話をすると、何だそりゃと言われた。
それは俺が言いたい。
チューペットで怒るなんてあいつは何歳なんだ。
そこは真面目に18歳って答えないでくれ。
精神年齢の話だ。
「まぁ奏汰を鎮めてみるよ」
長々と話してしまった。
周も待っているだろう。
俺は昼ご飯とアイスを、流はアイス2人分を持ってレジへ向かった。
「じゃぁな」
「また学校で」
コンビニを出ると、あの何とも言えない蒸し暑さが俺を襲った。
早く帰らないと、アイスが溶ける。
俺は全速力で自転車をこいだ。