付き合うルールは10項目
「「綾、部活あと30分で終わるから。待ってて」」

「うん、分かった。」


二人は、私の前から走って行った。私は二人と仲が良いからバスケ部の人とも、仲がいい。皆さんが私をかまってくれる。


そんな時、携帯がなった。
知らない番号だった。
[件名:登録してな。佑都 本文:今日は、ありがとう。まぁ、邪魔が入ったからしょうがないか。
明日、部活朝で終わりだろ?昼からデート行こう。
じゃ、また明日な。

あと誰にもルールの事は話すな。]


命令的な、メールだった。あと、加賀君は何で私のアドレスと部活の事知ってるんだろう?
疑問が多い。

[件名:分かった。
本文:こちらこそありがとう。登録しておきます。
デート楽しみにしておきます。バイバイ。]


当たり障りのない感じでメールを返した。

「「綾帰ろう。」」

いつの間にか、二人の部活は終わっていた。

「うん。」

『綾ちゃん、バイバイ。』

「バイバイ。」

二人の後を付いていきながら、皆に手を振った。
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