付き合うルールは10項目
「佑都、良かったなぁ。さすがお前。でも彼女になった子大変だな。俺が女だったらお前は嫌だもん。」

「良、お前さぁ…」


後ろの席に、加賀君が座ってきた。一緒にいるのは、香織ちゃん達と同じバスケ部の一城良君だった。


「「加賀〜勝負だ」」

目の前の、二人も気付いたらしい…
大きな声で変な事言わないで欲しい。

「はぁ?なに吉本双子」

返事をしたのは、一城君。加賀君は私を見て寄ってきた。


「綾、さっきぶり。」

また抱き付かれた…

「「………ぎゃぁ〜」」

加賀君以外は皆固まってた。

「佑都、俺に彼女紹介して。」と一城君はニコッとこっちに笑いかけた。

「あぁ、俺の彼女の小野田綾。綾、こっちは俺の親友の一城良。」

「よろしくね。」

一城君も加賀君もモテるイケメンなのだ、凝縮はできなく頷くだけだった。
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