太陽と雪
いつのまにか……寝てしまっていたらしい。
よく覚えてないわ。
美崎と高校やら小学校のときの話をしていた記憶しかないし……
って……美崎は?
ベッドから飛び起きると、部屋の外に出る。
寒っ……!
フランスは、日本に比べて寒い。
ここの気候を甘く見て、レースワンピ1枚で寝た私がバカだった。
「お、姉さん。
起きた?
おはよ。
ってか、そんな格好してんな?
エロいだけだし、寒そうなんだけど?
姉さんじゃなくて椎菜だったら問答無用で抱き潰してるけど」
それだけ言った麗眞は、持っていたパーカーを私に投げてよこした。
椎菜ちゃんが不憫だ。
よくこんな性欲オバケが側にいて愛想を尽かさないな。
「着てろ?
ま、矢吹さんから預かったんだけど。
寝起きでボーッとしてるのに、降りられる?
下降りるぞ。
昼飯食ったら、リビング集合な?」
朝から何なのよ。
まぁ、麗眞に起こされるのは少し新鮮ではあったけれど。
よく覚えてないわ。
美崎と高校やら小学校のときの話をしていた記憶しかないし……
って……美崎は?
ベッドから飛び起きると、部屋の外に出る。
寒っ……!
フランスは、日本に比べて寒い。
ここの気候を甘く見て、レースワンピ1枚で寝た私がバカだった。
「お、姉さん。
起きた?
おはよ。
ってか、そんな格好してんな?
エロいだけだし、寒そうなんだけど?
姉さんじゃなくて椎菜だったら問答無用で抱き潰してるけど」
それだけ言った麗眞は、持っていたパーカーを私に投げてよこした。
椎菜ちゃんが不憫だ。
よくこんな性欲オバケが側にいて愛想を尽かさないな。
「着てろ?
ま、矢吹さんから預かったんだけど。
寝起きでボーッとしてるのに、降りられる?
下降りるぞ。
昼飯食ったら、リビング集合な?」
朝から何なのよ。
まぁ、麗眞に起こされるのは少し新鮮ではあったけれど。