太陽と雪
お互いの舌が何度も絡み合う水音が、静かな部屋に響いた。
お互いの唇に引いた糸を、そっと切る。
「エロ、椎菜……。
理性なんて、とっくに切れてる。
椎菜。
久しぶりに、学生時代に戻ったみたいな抱き方したい。
いい?」
俺の手を自らの膨らみに触れさせて、唇を重ねてきたのは肯定の合図だろうか。
「あんな感じで、一晩中、がいいな。
婚約者さんなら、余裕でしょ?」
「明日も、仕事とかないわけ?」
学生時代とは唯一違うところだ。
お互いに、仕事はある。
もう社会人なのだ。
「出張明けだもん。
講義も休講にしてるから、大丈夫。
あの頃みたいに、腰やら身体痛い、って台詞、久しぶりに言いたいな。
麗眞こそ、大丈夫なの?」
「俺は、元から明日は完全オフの日にしようと思ってたから、平気。
社会人たるもの、仕事ばかりにかまけていられないよな。
たまには息抜きしないと。
美冬ちゃんや賢人は、そうも言っていられないだろうけど。
もう1児の親だもんね。
名前、美香ちゃんだっけ。
挙式のときに顔見れるかなぁ」
「俺と椎菜も、子作り、そろそろ真剣に考える頃かな。
柏木グループの当主が、国内旅行券プレゼントしてくれたんだ。
行き先は自由に決めていい、って言うから。
その旅行の時にでも、話し合おうか。
俺も早く家族増やしたいし」
「いいの?
ありがと、麗眞。
嬉しい事いっぱい言ってくれたから、お礼」
椎菜はそう言っていたずらっぽく微笑む。
俺が履いているグレーのズボンを下着ごと剥ぎ取った。
剥ぎ取られて露わになった物体からは、既に透明な液体が溢れ出ている。
椎菜の感度が良すぎるせいだ。
それを椎菜は躊躇なく口に含んで、刺激をくれた。
「……っ!
やべ、椎菜。
気持ちよすぎてどうにかなりそ。
どうせなら、ここがいいな?」
刺激をくれている合間に、俺も椎菜が着ているソックスとハーフパンツを脱がせてやる。
「麗眞、はやくっ……
麗眞の硬いの、ほしい……」
椎菜の方から、俺自身を自らの甘い蜜が溢れる場所に誘導してくれる。
「どれだけ欲求不満だったの?
俺の婚約者さんは」
椎菜の頭を撫でてから、くる、と一瞬、彼女にを向ける。
ベッド脇のサイドテーブルの引き出しから小袋を取り出した。
それを半ば乱暴に歯で破る。
「ちゃんとするよ、椎菜。
子作りについて話し合うまではね?
また、椎菜に学生時代の頃と同じ思いはさせたくない。
それが、天国にいるあの子へのケジメ、ってもんだろ?」
薄い膜を被せ終わったそれを、そっと椎菜と繋げる。
「あっ、れい……ま……」
「ヤベ、久しぶりすぎるからか、すごい締め付けなんだけど。
すぐ限界きそうでマジでヤバい。
余裕ない、ペース上げていい?」
律動に合わせて、視界の隅で揺れる形のいい、Eはあるだろう膨らみの突起を唇で刺激してやる。
「あっ、気持ちい、んああ!」
締め付けが一段とキツくなった直後、熱い液体が薄い膜越しに勢いよく放出されたのが分かった。
そっと椎菜に口付けた後、彼女の方から抱きついてきた。
「麗眞、まだ足りない……」
達した後だからなのか、とろんとした目で言う椎菜が可愛すぎる。
「俺も。
溜めすぎたかな……
あと3回はイケるな。
椎菜も体力大丈夫なら、付き合って?」
まだまだ、俺と椎菜の極上の夜は終わらない。
お互いの唇に引いた糸を、そっと切る。
「エロ、椎菜……。
理性なんて、とっくに切れてる。
椎菜。
久しぶりに、学生時代に戻ったみたいな抱き方したい。
いい?」
俺の手を自らの膨らみに触れさせて、唇を重ねてきたのは肯定の合図だろうか。
「あんな感じで、一晩中、がいいな。
婚約者さんなら、余裕でしょ?」
「明日も、仕事とかないわけ?」
学生時代とは唯一違うところだ。
お互いに、仕事はある。
もう社会人なのだ。
「出張明けだもん。
講義も休講にしてるから、大丈夫。
あの頃みたいに、腰やら身体痛い、って台詞、久しぶりに言いたいな。
麗眞こそ、大丈夫なの?」
「俺は、元から明日は完全オフの日にしようと思ってたから、平気。
社会人たるもの、仕事ばかりにかまけていられないよな。
たまには息抜きしないと。
美冬ちゃんや賢人は、そうも言っていられないだろうけど。
もう1児の親だもんね。
名前、美香ちゃんだっけ。
挙式のときに顔見れるかなぁ」
「俺と椎菜も、子作り、そろそろ真剣に考える頃かな。
柏木グループの当主が、国内旅行券プレゼントしてくれたんだ。
行き先は自由に決めていい、って言うから。
その旅行の時にでも、話し合おうか。
俺も早く家族増やしたいし」
「いいの?
ありがと、麗眞。
嬉しい事いっぱい言ってくれたから、お礼」
椎菜はそう言っていたずらっぽく微笑む。
俺が履いているグレーのズボンを下着ごと剥ぎ取った。
剥ぎ取られて露わになった物体からは、既に透明な液体が溢れ出ている。
椎菜の感度が良すぎるせいだ。
それを椎菜は躊躇なく口に含んで、刺激をくれた。
「……っ!
やべ、椎菜。
気持ちよすぎてどうにかなりそ。
どうせなら、ここがいいな?」
刺激をくれている合間に、俺も椎菜が着ているソックスとハーフパンツを脱がせてやる。
「麗眞、はやくっ……
麗眞の硬いの、ほしい……」
椎菜の方から、俺自身を自らの甘い蜜が溢れる場所に誘導してくれる。
「どれだけ欲求不満だったの?
俺の婚約者さんは」
椎菜の頭を撫でてから、くる、と一瞬、彼女にを向ける。
ベッド脇のサイドテーブルの引き出しから小袋を取り出した。
それを半ば乱暴に歯で破る。
「ちゃんとするよ、椎菜。
子作りについて話し合うまではね?
また、椎菜に学生時代の頃と同じ思いはさせたくない。
それが、天国にいるあの子へのケジメ、ってもんだろ?」
薄い膜を被せ終わったそれを、そっと椎菜と繋げる。
「あっ、れい……ま……」
「ヤベ、久しぶりすぎるからか、すごい締め付けなんだけど。
すぐ限界きそうでマジでヤバい。
余裕ない、ペース上げていい?」
律動に合わせて、視界の隅で揺れる形のいい、Eはあるだろう膨らみの突起を唇で刺激してやる。
「あっ、気持ちい、んああ!」
締め付けが一段とキツくなった直後、熱い液体が薄い膜越しに勢いよく放出されたのが分かった。
そっと椎菜に口付けた後、彼女の方から抱きついてきた。
「麗眞、まだ足りない……」
達した後だからなのか、とろんとした目で言う椎菜が可愛すぎる。
「俺も。
溜めすぎたかな……
あと3回はイケるな。
椎菜も体力大丈夫なら、付き合って?」
まだまだ、俺と椎菜の極上の夜は終わらない。