好きって何ですか?
ツンツン。



あれ?
この感触前にも…?



振り返ると、




「た、立花君…!?」



そう。
あたしの背中をツンツンと突いたのは
立花君でした。




「ははっ名前、覚えててくれた♪」




彼はニコニコしながら話した。
そりゃ、さっき出会ったばっかり
だから覚えとかなきゃ失礼だよね?



「俺達、クラスメイトだね(^ω^)♪」




「う、うん」



あたしと立花君が話してる際でも
皆から向けられる視線は冷たい。
というか、さっきより冷たくなっている。



やっぱり、あたしなんかと一緒に
居るだけで、立花君の評判が悪く
なっちゃう。




少しだけ、立ってる場所から
後ずさりし立花君と距離をおいた。
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