あなたに二度の恋をした
ニコッてするあなたが大好きだ。
「結萌ちゃんは何年?」
「1年です。」
「じゃあ、今日からなんだ…。待った!!今何時?」
腕の時計を見ると、
「9時にもうすぐなりますね。あっ!!入学式!!」
先輩と話してて、大事な入学式を忘れていた。
「だよね。急ごう!」
先輩が私の腕を掴んで走り出した。
ドキッ、ドキッ、ドキッ、ドキッ…。
掴まれている部分が熱い。
「結萌ちゃん、何組?」
「3です。」