眠り姫にはキスを。



「夢ねぇ……」




加奈は腕を組んで、少し考えた。




「でも、夢じゃないかもよ?」




ニヤっと笑う。




「夢だよっ。
だって、現実じゃありえないもん!」




私はむきになって、否定した。




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