甘々王子の秘密

美嘉side





ずっと、あたしを抱き締めながら「ごめん…」と何度も言った。




抱き締められた時さっきの恐怖と違って安心感があたしを包み込んだ




「…もう大丈夫だから。」




あたしが立ち上がったと同じくらいに予鈴がなった。



「そろそろ…、教室に戻るね」




あたしは足早に教室へと向かった







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