甘々王子の秘密
「そっか…。今は平気なわけ?」
「え?あ…、うん」
少し嘘をついた事にあたしは申し訳なかった。
それから授業は終わり下校時間になった。
「徳倉!」
後ろから聞き慣れない声がした
「誰…?」
見たことない顔だなぁ…。転校生とか…?
いや。それはないか…
「俺、3-5の山下翔。」
「あー…、はい。…で、用事は?呼び止めたぐらいだから何かあるんでしょ?」
もしこれでくだらない用事だったら
二度とこの人とは喋ったりしない