甘々王子の秘密

美嘉side




真生はあたしの首に黒のマフラーを軽く巻いてくれた。



「えっ?なんで…?!」




「馬鹿は風邪ひく。って言うだろ?」



それ絶対関係ないし!





「いや、いいよ!!真生が寒いじゃんっ!」





「俺がやった事には口出しすんじゃねぇよ」





クスッと笑うと真生は歩き出した。






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