甘々王子の秘密



「えーっと?真生さん?その荷物は何かな?」




あたしを見てニヤリと笑う真生に少しずつ嫌な予感がしてきた。



「何って今日から美嘉と同居…?」



――ベシッ!


あたしは軽く真生の腕を叩いた。
…本当は頭を叩きたかったんだけど身長がね…。


「痛ぇな!何で叩くんだよ」




「真生が笑えない冗談を言うから」




何が同居よ!!アホじゃないの?!






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