甘々王子の秘密



フラつく体を自分で支えながら
ゆっくりと歩きだした




だけどそんなに簡単に歩ける筈がなくて



また一歩と踏み出した瞬間、あたしは足から崩れ倒れた




「――っ…!」





だけどあたしに強い痛みはなかった






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