甘々王子の秘密



「あっぶねー…」




下から声がしたと思えば
あたしを庇って高木真生が
あたしの真下にいた





「言うこと訊かねーやつだな。」




「あんたには関係ない」





高木真生は「はぁ…」と溜め息をつくと
あたしの体を軽々と抱き上げた






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