甘々王子の秘密




「…ちゃんと呼ぶから勝手な事言いふらさないでよね。」




「ああ、約束する。俺も美嘉って呼ぶからな」




美嘉はムスッとした表情をしながら俺に目を向けた




「性悪男!猫被り!狡賢い奴!あんたなんか嫌いっ!!」





なんか、ひでぇ言われようだな。





「まぁ、今のうちだぜ?そんな事言えるのは。」





俺は椅子から立ち上がると部屋から出て行った―…






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