好きな人ゎ生徒
「おぉ~!!じゃぁ、俺立候補する~!!!」
そう言って、腕を伸ばした里井くん。
「やめとけ。」
高谷くんはぶっきらぼうに言い、飲みかけのコーヒーを飲み始めた。
「やめとけってヒドぃ~。里井くん、ありがとね。」
私はニコッと笑い、里井くんと視線を合わせた。
「先生、おはよー。」
学校に近づくにつれ、私に挨拶してくれる生徒の数が増えた。
「じゃぁ、私もぅ行くね。2人とも遅刻しなぃよぅにね!!」
私は2人にそういい残し、校門をくぐった。
「おはようございます、河合先生。」
隣を見ると、鳩山先生がいた。
「あ、おはよぅございます~!!良い天気ですねぇ~。」
鳩山先生とそんな会話をしながら、職員室に入った。
「河合先生!!」
私は、書類の整理をしていたところに、声をかけられた。
「私は3年3組の担任の大西綾子です!!よろしくね~。」
大西先生は、美人な感じ。
教えている科目は、歴史。
【織田信長みたいな人と結婚するわ♡】
だと。
ちょっと変わり者のよぅ。
「よろしくです!!!」
私は、大西先生と会話をかわし、3年2組へ向かった。