好きな人ゎ生徒



「おッ遅れてすぃませんでしたぁ;!!!」


私が職員室に入った頃、すでに職員会議が始まっていた。


「河合先生~。遅刻は困りますよ~・・・今度からこのようなことはないようにお願いしますよ。」


ちょっと髪の毛が少なめの、教頭先生が私にそう言った。


「申し訳ありませんでした・・・。」


私は、深々と頭を下げた。


そこに、学年主任でもある、鳩山先生が来た。



「まぁ、いいじゃないですか。そういうこともありますよ、河合先生。」


鳩山先生はそう言って、私の肩をポンッと叩いた。


何てお優しいのでしょぅ!!


でも、甘えてばっかりじゃダメだよね。


しっかりしなきゃ、私!!
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