好きな人ゎ生徒
そして、
修学旅行前日の夜。
私は、少し残業をしていた。
「お疲れ様です。」
鳩山先生は私を気づかって、コーヒーを差し出してくれた。
コーヒー・・・
私のコーヒーに高谷くんの顔が写った。
高谷くんはコーヒーがすごく好き。
いつもってぐらい飲んでいる姿を見る。
「ありがとぅござぃます。」
私は、鳩山先生の入れてくださったコーヒーに口をつける。
「明日からですね。」
修学旅行のことだろぅ。
「そうですね。先生としての修学旅行は初めてなので緊張ですっ」
私はそう言う。
「はははっ。まぁ、楽しみましょうね。」
そして、私たちはぎりぎりまで一緒に仕事をした。