好きな人ゎ生徒

「先生サンキュー♪」

と言って、笑う高谷くん。


「コーヒー飲む?」


2人っきりの空間に耐えられず、そう聞く私。


「うん、入れて!」


私は、小さめのキッチンでコーヒーを入れる。




そこに誰かが来た。


「河合先生ー。入りますよ~?」


鳩山先生の声。


この状況見られたら、確実にヤバい!!


「高谷くん!!!こっち!!」


高谷くんも、誰か来たことに気づいたようだ。



私たちは奥のクローゼットに2人で隠れる。


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