好きな人ゎ生徒

一畳くらいのクローゼットの中に私たちは2人で隠れている。


少しでも動いたら見つかってしまう・・・と思い、私たちは息を殺して固まっていた。




私は、高谷くんに抱きしめられている。


高谷くんの大きな背中に包まれている。


それがなんだか恥ずかしぃ・・・多分、今の私の顔は真っ赤だろぅ。



「鳩山、そろそろ行ったかな?」


私の耳元でそう囁く。


「もぅ大丈夫だよね・・・」


私は、クローゼットを開けようとした瞬間、グィッと引き寄せられた。


さっきよりもキツく抱き寄せられた。




「たっ・・・高谷くん・・・?」


息ができなくなりそぅ・・・少し苦しい・・・


「あ、、、先生ごめん・・・つい・・・」


高谷くんは、手を離した。


そして、私たちはクローゼットから出た。
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