好きな人ゎ生徒
「ふぇ・・・だってね、翔とあたしって・・・なんか全部反対なんだもん・・・
先生と生徒とか・・・大人と子供とか・・・・ぐすんっ・・・」
私は嗚咽混じりの声でそう言った。
それを聞いた翔は私の頭を撫で続けていた。
そして、口を開いた。
「・・・そんなん関係ねぇよ。だって、俺は恵理のことどんなことがあっても・・・好きって気持ち変わらないよ。」
翔は私にそう言った。
・・・
翔は大人だった。
年齢とか身分とか関係ないって言ってくれた。
本当に・・・嬉しくて嬉しくて
ただただ涙が溢れてきた。
好きって気持ちも溢れてきた。
離したくないって思った。