十三日間
この間、部活に行く前に教室で支度をしていたら、入ってきた隣のクラスの女の子。
「あの、水瀬くん」
話しかけられてちょっとびっくりしたんだ。
ごめん、僕は名前覚えていなかったし…。
「今、好きな子っているの?」
軽い口調で聞かれたから、
「うん、いるよ」
と、軽く返した。
「あ、そうなんだ…。同じクラスの、子?」
「うん。名前は秘密ね」
あはは、と笑いながら答えて、
「じゃ、部活だから」
と挨拶をして出ていった。
……あれって、もしかして告白…というか、その後に告白のセリフが来る筈だったの…かな…
そう、だよね…。
僕は頭を抱えてしまった。
き、気付かない内に告白されて、気付かない内に振っていたなんて…。
僕ってヤツは~~っ!
「あの、水瀬くん」
話しかけられてちょっとびっくりしたんだ。
ごめん、僕は名前覚えていなかったし…。
「今、好きな子っているの?」
軽い口調で聞かれたから、
「うん、いるよ」
と、軽く返した。
「あ、そうなんだ…。同じクラスの、子?」
「うん。名前は秘密ね」
あはは、と笑いながら答えて、
「じゃ、部活だから」
と挨拶をして出ていった。
……あれって、もしかして告白…というか、その後に告白のセリフが来る筈だったの…かな…
そう、だよね…。
僕は頭を抱えてしまった。
き、気付かない内に告白されて、気付かない内に振っていたなんて…。
僕ってヤツは~~っ!