十三日間
部活は早く終わる日だったので、普段だったら秀悟とどっかに寄ってから…って話にもなるんだけど、今日は二人とも真っ直ぐ帰る雰囲気になっていた。
ところが、学校を出て少し行った先のファミレスの前で、
「ちょっと待ってよぉ!」
と、声がかけられた。
日高の声だ。
秀悟が振り向くと、ファミレスから日高が走って出てきた。
「お疲れさま!」
秀悟に笑顔を向けるので、僕は秀悟と日高が待ち合わせをしてたんだと思った。
言ってくれればいいのに。
ところが、
「どうしたんだよ? 帰ったんじゃなかったのか?」
と秀悟も驚いている。
「中おいでよ。みくるも一緒なの。二人でしゃべりながら待ってたんだ」
日高の言葉に、僕もびっくりしてしまった。
中に入ると、4人がけの席に、みくるちゃんが座って手を振っている。
待ち合わせっぽいなぁ。
うんうん、デートっぽい!
後ろにいる二人の存在を完全に無視して、僕はにやけてしまう。
結局、4人ともドリンクバーだけで、かなり長い時間ひたすら話をして、帰ったのは結構遅い時間になってしまった。
ところが、学校を出て少し行った先のファミレスの前で、
「ちょっと待ってよぉ!」
と、声がかけられた。
日高の声だ。
秀悟が振り向くと、ファミレスから日高が走って出てきた。
「お疲れさま!」
秀悟に笑顔を向けるので、僕は秀悟と日高が待ち合わせをしてたんだと思った。
言ってくれればいいのに。
ところが、
「どうしたんだよ? 帰ったんじゃなかったのか?」
と秀悟も驚いている。
「中おいでよ。みくるも一緒なの。二人でしゃべりながら待ってたんだ」
日高の言葉に、僕もびっくりしてしまった。
中に入ると、4人がけの席に、みくるちゃんが座って手を振っている。
待ち合わせっぽいなぁ。
うんうん、デートっぽい!
後ろにいる二人の存在を完全に無視して、僕はにやけてしまう。
結局、4人ともドリンクバーだけで、かなり長い時間ひたすら話をして、帰ったのは結構遅い時間になってしまった。