十三日間
「おはようっ」
学校について、教室に入った瞬間に僕は、携帯を取り出す。
もちろん、机の上に置いて置くんだ。
誰が見つけるかな~と、ちろちろ携帯に目をやるけど、誰も気付いてくれない。
僕はちょっといじけてしまった。
しばらく忘れていたら、クラスメイトの男子が、
「水瀬…おまえって本当、幸せ者だよなぁ」
と、笑いながら携帯を指さした。
「見て欲しいなら言えばいいのに」
他の男子までそう言う。
それじゃだめなんじゃん。
ネックレス発覚の時のような、あぁいうノリを期待してたのに~。
僕がふてくされていると、それでも何人かは携帯を手にとって、見てくれた。
「写真映りいいなぁ」
…って、そんな感想が欲しいんじゃないやい!
それでも、クラスメイトに囲まれて、わいわい騒ぐのは楽しかった。
なんか、なごむなぁ。
みくるちゃんが来る頃には、クラスメイトのほぼ全員が。僕らのプリクラを鑑賞済みになっていた。
後で、僕が怒られたのは言うまでもない、かな。
学校について、教室に入った瞬間に僕は、携帯を取り出す。
もちろん、机の上に置いて置くんだ。
誰が見つけるかな~と、ちろちろ携帯に目をやるけど、誰も気付いてくれない。
僕はちょっといじけてしまった。
しばらく忘れていたら、クラスメイトの男子が、
「水瀬…おまえって本当、幸せ者だよなぁ」
と、笑いながら携帯を指さした。
「見て欲しいなら言えばいいのに」
他の男子までそう言う。
それじゃだめなんじゃん。
ネックレス発覚の時のような、あぁいうノリを期待してたのに~。
僕がふてくされていると、それでも何人かは携帯を手にとって、見てくれた。
「写真映りいいなぁ」
…って、そんな感想が欲しいんじゃないやい!
それでも、クラスメイトに囲まれて、わいわい騒ぐのは楽しかった。
なんか、なごむなぁ。
みくるちゃんが来る頃には、クラスメイトのほぼ全員が。僕らのプリクラを鑑賞済みになっていた。
後で、僕が怒られたのは言うまでもない、かな。