十三日間
俺は、じぃさんにかける言葉がなかった。
何を言おうとも、じぃさんの運命は変えられない。
そして、二日後の俺の運命も。
今日のじぃさんの姿は、二日後の俺の姿だ。
十日あまり、隣にいた身として、俺はじぃさんが、あのおっさんのように見苦しいことをしないで欲しいとだけ、願った。
最期に、そんな姿を見たくはない。
だが、じぃさんはあばれる体力も気力もなかったのか、いつまでも静かだった。
普段だったら、時折話しかけてくるのに、今日はさすがに一言も発しない。
じぃさんの様子は伺い知れなかった。
何を言おうとも、じぃさんの運命は変えられない。
そして、二日後の俺の運命も。
今日のじぃさんの姿は、二日後の俺の姿だ。
十日あまり、隣にいた身として、俺はじぃさんが、あのおっさんのように見苦しいことをしないで欲しいとだけ、願った。
最期に、そんな姿を見たくはない。
だが、じぃさんはあばれる体力も気力もなかったのか、いつまでも静かだった。
普段だったら、時折話しかけてくるのに、今日はさすがに一言も発しない。
じぃさんの様子は伺い知れなかった。