十三日間
「本当に、もう大丈夫なの?」
部活の準備をして下に降りてきた僕を見て、母さんが念を押す。
本当に心配そうだ。
僕は、母さんに申し訳なくなった。
夢の中でも、僕は母さんにとても感謝してた。
でも、実際の僕は、母さんにちゃんと感謝を伝えてないし。
そんな態度も示してない。
世話をして貰うのを当たり前だと思ってるみたいだ。
「うん、もう、大丈夫。…心配かけて、ごめんね。…ありがとう」
「ありがとうって、心配するのは当たり前じゃない。大事な息子なんだからね」
母さんがおどけてかえす。
「ううん。いっつも、いろいろ。ありがと、母さん」
僕が真面目に言ったので、逆に母さんは心配になったみたいだった。
まぁ、そうだよね。
いきなりそんな事言われても、ね。
「大丈夫だよ、おかしくなったワケじゃないよぉ。何かね、コワイ思いをしたからね、ちゃんと言っておこうって思って」
僕はそれだけ言うと、やっぱり照れくさくなってシャワーを浴びにさっさとその場を去った。
部活の準備をして下に降りてきた僕を見て、母さんが念を押す。
本当に心配そうだ。
僕は、母さんに申し訳なくなった。
夢の中でも、僕は母さんにとても感謝してた。
でも、実際の僕は、母さんにちゃんと感謝を伝えてないし。
そんな態度も示してない。
世話をして貰うのを当たり前だと思ってるみたいだ。
「うん、もう、大丈夫。…心配かけて、ごめんね。…ありがとう」
「ありがとうって、心配するのは当たり前じゃない。大事な息子なんだからね」
母さんがおどけてかえす。
「ううん。いっつも、いろいろ。ありがと、母さん」
僕が真面目に言ったので、逆に母さんは心配になったみたいだった。
まぁ、そうだよね。
いきなりそんな事言われても、ね。
「大丈夫だよ、おかしくなったワケじゃないよぉ。何かね、コワイ思いをしたからね、ちゃんと言っておこうって思って」
僕はそれだけ言うと、やっぱり照れくさくなってシャワーを浴びにさっさとその場を去った。