十三日間
今日は部活は早く終わる日だったので、僕は秀悟と一緒にちょっと寄り道をすることにした。
といっても、あまり金もないので、コンビニでおにぎり買って、公園で食べながら話をする程度。
しょぼすぎる…。
ま、シチュエーションはどうでもいい。
男同士で喫茶店とか、逆にイヤだ。
「映画さぁ、どういうのがいいんだと思う~?」
コンビニで買った雑誌を見ながら、秀悟に弱気に聞く。
彼女がいるからには、さすがに慣れてる筈。
「そりゃぁ…見たいモノを見ればいいんじゃん?」
…このヤロー。
僕の殺気オーラを感じたのか、慌てて秀悟が話を続ける。
「恋愛モノ好きな奴にアクションモノ見せてもつまんないだろうし、ホラー見たいのにコメディ見せられたってダメだろ? 要は大木がどういうのを見たいかによるってことだって」
最初からそう言ってくれればいいのに。
それにしても、そいつは基本だよな。
やっぱ、女の子だったら恋愛モノとかかな。
僕は苦手なんだけど。
「明日相談しようって相手が言ってるんだから、いくつか候補だけあげといて、直接聞いて決めれば?」
無責任なようで的を射たアドバイス。
さすがだぜ、秀悟!
んじゃ今日の夜の課題は、ジャンル別映画ピックアップ大作戦だな!
といっても、あまり金もないので、コンビニでおにぎり買って、公園で食べながら話をする程度。
しょぼすぎる…。
ま、シチュエーションはどうでもいい。
男同士で喫茶店とか、逆にイヤだ。
「映画さぁ、どういうのがいいんだと思う~?」
コンビニで買った雑誌を見ながら、秀悟に弱気に聞く。
彼女がいるからには、さすがに慣れてる筈。
「そりゃぁ…見たいモノを見ればいいんじゃん?」
…このヤロー。
僕の殺気オーラを感じたのか、慌てて秀悟が話を続ける。
「恋愛モノ好きな奴にアクションモノ見せてもつまんないだろうし、ホラー見たいのにコメディ見せられたってダメだろ? 要は大木がどういうのを見たいかによるってことだって」
最初からそう言ってくれればいいのに。
それにしても、そいつは基本だよな。
やっぱ、女の子だったら恋愛モノとかかな。
僕は苦手なんだけど。
「明日相談しようって相手が言ってるんだから、いくつか候補だけあげといて、直接聞いて決めれば?」
無責任なようで的を射たアドバイス。
さすがだぜ、秀悟!
んじゃ今日の夜の課題は、ジャンル別映画ピックアップ大作戦だな!