接吻ーkissー
シたいって…。

そんな恥ずかしいことをよくはっきりと、それも簡単に言えるなと思った。

「璃音が名前を呼ばないんだったら、シたって構わないんだぞ?」

「――やあっ…!」

下に両手を滑り込まれたと思ったら、胸を包み込まれた。

「――あっ、ダメ…」

弄ぶように、胸を揉まれる。

「名前を呼ぶか、このままヤるか…選択肢は1つだぞ、璃音?」

「――ああっ…」

何と言う選択をさせるだろう?

しかも選ぶのは1つ…って、ムチャクチャじゃないの。
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