接吻ーkissー
私が原因…?-fetters-
「璃音」
竜之さんが悲しそうな顔で私の名前を呼んだ。
何でそんなに悲しそうな顔をしているの?
「――俺、お前と一緒にいることができない…」
何でそんなことを言うの?
「俺のために、お前を巻き込みたくないんだ…」
そう言った後、竜之さんが背中を見せて、どこかへと向かって歩いて行った。
待って!
待って、竜之さん!
私を1人にしないで!
私を置いて、どこかへ行かないで…!
「――待って!」
自分の声にハッと我に返ると、
「――璃音…?」
由良が不思議そうに首を傾げて、私を見ていた。
竜之さんが悲しそうな顔で私の名前を呼んだ。
何でそんなに悲しそうな顔をしているの?
「――俺、お前と一緒にいることができない…」
何でそんなことを言うの?
「俺のために、お前を巻き込みたくないんだ…」
そう言った後、竜之さんが背中を見せて、どこかへと向かって歩いて行った。
待って!
待って、竜之さん!
私を1人にしないで!
私を置いて、どこかへ行かないで…!
「――待って!」
自分の声にハッと我に返ると、
「――璃音…?」
由良が不思議そうに首を傾げて、私を見ていた。