接吻ーkissー
ち、近いってば!
しかも吐息は耳と言うおまけつきだ。
軽く、ほんの軽く意識が飛んでしまいそうなんですけど…。
って言うか、我慢って…。
「何を我慢するんですか?」
私の質問に、
「それ、本気で聞いてんのか?」
と、菊地さんが聞き返してきた。
「えっ、ええっ?」
本気って、何のことを言っているんですか?
「――璃音の前でウソをつくのは、無理らしい」
そう言って菊地さんが笑ったと思ったら、
「――ッ…」
唇が重なった。
触れた後ですぐに離れて、
「横じゃ難しい」
菊地さんの手によって躰を前に向かされたと思ったら、唇がまた重なった。
しかも吐息は耳と言うおまけつきだ。
軽く、ほんの軽く意識が飛んでしまいそうなんですけど…。
って言うか、我慢って…。
「何を我慢するんですか?」
私の質問に、
「それ、本気で聞いてんのか?」
と、菊地さんが聞き返してきた。
「えっ、ええっ?」
本気って、何のことを言っているんですか?
「――璃音の前でウソをつくのは、無理らしい」
そう言って菊地さんが笑ったと思ったら、
「――ッ…」
唇が重なった。
触れた後ですぐに離れて、
「横じゃ難しい」
菊地さんの手によって躰を前に向かされたと思ったら、唇がまた重なった。