LOVELOVE兄妹~永遠~②
「シンイチ、凄いじゃーん」


「何が?」


ミライに言われて嬉しいのに
平静を保った。




「運転してる姿が様になってた」


嬉しいけど
俺は何事もなかったかのように。




「この歌、懐かしいね」


「あ、あぁ」


前は
何でも話せていたのに




ミライが俺の隣なんかにいて
嬉しそうなのを見る。


俺・・・
つらかったんだ。


いっぱい話しかけてくれる。




今日、逃したら
チャンスはない気もする。


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