LOVELOVE兄妹~永遠~②
「え?」


「みんなに『シンイチどうだった?』とか
 泣いたの・・・どこの誰?」


「ごめん・・・」




私はシンイチの首に手をかけ
抱きつきシンイチの弱った身体を抱く。


一回り小さくなった腰や手。


抱いてみて感じたんだ。




「俺・・・ミライの事、聞いて
 つらくなって・・・
 泣いてたんだ。」


「・・・ごめん」




シンイチ・・・
ごめんね


< 56 / 332 >

この作品をシェア

pagetop