ファンタジー
- 作品番号
- 672791
- 最終更新
- 2024/12/07
- 総文字数
- 219,985
- ページ数
- 358ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 28,656
- いいね数
- 1
一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。
けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。
しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった。
愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。
そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。
差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。
ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。
そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。
二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。
そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。
そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。
やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。
けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。
なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。
そう言い聞かせるメレディス。
けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。
果たして彼らの運命は――。
*。゜。○ ゜○ 。*
シンデレラストーリー。
絶賛亀更新中です。
*。゜。○ ゜○ 。*
2021/05/19より更新再スタート!
Presented by Minamo Tsuyuri
- あらすじ
- 両親を失ったメレディス・トスカは叔母がいるデボネ家の厄介になる。けれども彼女を待ち受けていたのは使用人として働く毎日だった。ある日、デボネ家に一通の招待状が届いた。送り主は伯爵家、結婚適齢期を迎えたハンサムな兄弟がいるブラフマン家だ。会場に着いたメレディスはブラフマン家次男、ラファエルと出会う。やがて彼が金持ちでハンサムなだけでなく心優しい男性だと知ったメレディスは禁じていた幸せを望んでしまう。
この作品の感想ノート
Mr.Fさま☆
うにょわああああ!!
う、うにょわああああ!!
う、うにょ←もういいわ。
Mr.Fさまって、あの……あの……Mr.Fさまでございますか?
素敵なお話を執筆されている矢野知兎さまや、ふ。ら。の。さま、それにそれに、橘めぐみさま方の感想ノートでよくお見かけする、あのMr.Fさまですか?
うにょわあああ(><)/
皆様のように美しい文体やお話づくりなど、月森できませんのに……そこまでお褒めいただけるなんて!!
嬉しいでございますですよ(;_;)←緊張と嬉しさのあまり言葉がおかしいものになっています。
ほんとに登場人物多いです(笑)。
わかりやすいとか、とっても嬉しいです(;0;)。
Mr.Fさまのお目にかかれて嬉しいです!!
ありがとうございます(><)。
まだまだ未熟ですが、きっと精進してうまくなります。
ありがとうございましたm(_ _)m。
更新しっかり頑張ります!!
雪野樹里さま☆
うわ~、うわ~、うわ~。
はじめまして、はじめまして。
月森です。
うわ~。
まさかまさか、お越しくださるなんて!!
はずめますて。←緊張しすぎて言葉がおかしいです(笑)。
面白そうとか、本当にありがとうございますm(_ _)m。
更新頑張ります!!
執筆速度はかなり遅いので、ごゆっくりご覧ください。
駄文なのにも関わらずお越しくださり感謝でいっぱいです。
ありがとうございますm(_ _)m。
こんにちは。はじめまして。
前々から月森 謡様のお名前は拝見していたのですが作品にお邪魔するのは初めてですね。
ヨーロッパの、中世や舞踏会の盛んだった時代のお話が大好きなので思わずきちゃいました。
更新分まで読んだので感想書かせていただきますね。
比喩表現がとてもお上手だな、と感じました。メルセデスの熟れた苺のような唇、それからそれぞれの際立った容姿。
登場人物が多いので覚えられるかなーと思ったんですが、月森 謡様の描写がとても丁寧でしたので印象的に頭に残りました。
ラファエルとの出会いはまさしく運命ですね。月の女神アルテミス、ロマンチックなラファエルが好きです。
キャロルとメルセデスをみていて小公女セイラを思い出しました。好きだったんですよねー。
自意識があまりなくそれでいて美しいメルセデス。彼女がどうやってまたラファエルと再会するのか、楽しみにしていますね(・ω・)
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