HERETICAL KIDS
「忘れてた!
用事は、この地図とも言えない地図の裏側に描いてある、この家の場所を聞きたいんだけど…この家の場所知ってるか?」
少年はクスクス笑いながらリュートの持っている地図を手に取る
少年は、地図の表と裏をじっくり見る
リュートは、それをただ見ていた
この地図はフォローのしようも無いから、黙って見るほか無い
「うわぁ~、ホンマ地図とは言えへん地図やなぁ~
コレ描いたん画家さんちゃう?
家の絵は凄い丁寧やしさ~。それやったら地図は下手なんはしゃーないよなぁ~」
少年は、少年なりにこの地図をフォローしようとしたのか…そう言って、ウンウンと頷く
だが、その一方…リュートはため息をつく
「いや、画家じゃない。普通のオッサンが写真を下にひいて描いてた…」
リュートは家を描いてるところを、見ていたのだ
だから、画家という憶測をバッサリ一刀両断した
「なら、何で地図が下手なん言わんかったん」
「それは…他の人が話しかけてきて…その人と話してたから…地図の方は見てなかったんだよ!
つーか、普通…こんな雑な地図渡されるなんて思うか!?」
少年に、同意を求め少々語尾が強くなる
リュートが言ってることは、もっともだろう
誰も、ココまで雑な地図を渡されるなんて思わないだろう
少年は、同意をするように頷き、口を開く
「なるほどなぁ~…オモシロ無い…」
ムゥとむくれながら、少年はそう言った
誰も面白さなど、今求めていない
今求めているのは、助けである
用事は、この地図とも言えない地図の裏側に描いてある、この家の場所を聞きたいんだけど…この家の場所知ってるか?」
少年はクスクス笑いながらリュートの持っている地図を手に取る
少年は、地図の表と裏をじっくり見る
リュートは、それをただ見ていた
この地図はフォローのしようも無いから、黙って見るほか無い
「うわぁ~、ホンマ地図とは言えへん地図やなぁ~
コレ描いたん画家さんちゃう?
家の絵は凄い丁寧やしさ~。それやったら地図は下手なんはしゃーないよなぁ~」
少年は、少年なりにこの地図をフォローしようとしたのか…そう言って、ウンウンと頷く
だが、その一方…リュートはため息をつく
「いや、画家じゃない。普通のオッサンが写真を下にひいて描いてた…」
リュートは家を描いてるところを、見ていたのだ
だから、画家という憶測をバッサリ一刀両断した
「なら、何で地図が下手なん言わんかったん」
「それは…他の人が話しかけてきて…その人と話してたから…地図の方は見てなかったんだよ!
つーか、普通…こんな雑な地図渡されるなんて思うか!?」
少年に、同意を求め少々語尾が強くなる
リュートが言ってることは、もっともだろう
誰も、ココまで雑な地図を渡されるなんて思わないだろう
少年は、同意をするように頷き、口を開く
「なるほどなぁ~…オモシロ無い…」
ムゥとむくれながら、少年はそう言った
誰も面白さなど、今求めていない
今求めているのは、助けである