HERETICAL KIDS
「で、この家の場所知ってるのか?(オモシロ無くていいんだよ!!)」
心の中で、思い切り叫びながら冷静に尋ねるリュート
今、この状態を同じ天界の人が見ていたら、驚いてリュートの体調を心配するだろう
我慢するなど、滅多にするタイプでは無い
頭にきたことは、素直に口に出るタイプだ
本人が口に出そうと思っていなくても…だ
そのリュートが、我慢している…きっと明日は雨だろう…天界が
「う~ん…ちょっとやってみるさかい、待っといて」
少し考える素振りを見せた後、そう言って目を閉じた
一体何を言ってるのか分からないリュートは、戸惑いながらも待つことにした
他に手がかりも無いし、少し待ったところで大きな影響は無い
(何やってんだ?思い出してるとか?)
目を閉じ、全く動かない少年を不思議そうに眺める
思い出すにして、不可解な先ほどの言葉を思い出し首をかしげる
いくら考えても分からないので、さっさと考えるのは諦めてしまったが…
―数分後―
「お、見つけたで♪」
少年は嬉しそうに言いながら、何処からともなくペンと紙を出してきて、何かを描き始めた
リュートはその光景を、ただ見ることしか出来なかった
そんなリュートを尻目に、少年は軽やかにペンを滑らせていく
そして、ものの1分ほどで描き終えた
「よし、完成や!」
「マジかよ…」
「はい、コレな♪」
「あ、サンキュー」
少年はニコニコしながら、リュートに先ほど描き終えた紙を差し出した
リュートは素直にその紙を受け取った
「いやいや、気にせんでえぇよ♪それより、自分名前は?」
「オレは、河原リュート(かわはら りゅーと)」
「へぇ~、歳はいくつなん?」
「14だけど…お前は?」
聞かれてばかりだったので、リュートも聞き返す
少年は、なおもニコニコしたままで答える
心の中で、思い切り叫びながら冷静に尋ねるリュート
今、この状態を同じ天界の人が見ていたら、驚いてリュートの体調を心配するだろう
我慢するなど、滅多にするタイプでは無い
頭にきたことは、素直に口に出るタイプだ
本人が口に出そうと思っていなくても…だ
そのリュートが、我慢している…きっと明日は雨だろう…天界が
「う~ん…ちょっとやってみるさかい、待っといて」
少し考える素振りを見せた後、そう言って目を閉じた
一体何を言ってるのか分からないリュートは、戸惑いながらも待つことにした
他に手がかりも無いし、少し待ったところで大きな影響は無い
(何やってんだ?思い出してるとか?)
目を閉じ、全く動かない少年を不思議そうに眺める
思い出すにして、不可解な先ほどの言葉を思い出し首をかしげる
いくら考えても分からないので、さっさと考えるのは諦めてしまったが…
―数分後―
「お、見つけたで♪」
少年は嬉しそうに言いながら、何処からともなくペンと紙を出してきて、何かを描き始めた
リュートはその光景を、ただ見ることしか出来なかった
そんなリュートを尻目に、少年は軽やかにペンを滑らせていく
そして、ものの1分ほどで描き終えた
「よし、完成や!」
「マジかよ…」
「はい、コレな♪」
「あ、サンキュー」
少年はニコニコしながら、リュートに先ほど描き終えた紙を差し出した
リュートは素直にその紙を受け取った
「いやいや、気にせんでえぇよ♪それより、自分名前は?」
「オレは、河原リュート(かわはら りゅーと)」
「へぇ~、歳はいくつなん?」
「14だけど…お前は?」
聞かれてばかりだったので、リュートも聞き返す
少年は、なおもニコニコしたままで答える