HERETICAL KIDS
「はぁ…」
ため息をつき、適当な椅子に腰を下ろし、カバンをテーブルに置く
無音の中、リュートのため息はいやに大きく響き渡った
「チッ…テレビでもつけよう…」
椅子から立ち上がり、テレビのリモコンを取り、電源をつけ適当なチャンネルにする
「はぁ…とりあえず貰った封筒の中身全部見てみるか…」
先ほどと同じ椅子に座り、カバンから封筒を取り出す
封筒からは、地図にならなかった地図と帽子の少年から貰った地図
そして、鍵が3つとB4の紙が数枚
(…何で鍵が3つも?)
2つなら、予備だろうとも思えるが、3つは多すぎである
リュートは、ため息をつきリビングの引き出しにしまう
地図にならなかった地図は迷わずゴミ箱に捨て、少年から貰った地図は封筒に戻す
特に理由があるわけではないが…なんとなくの行動だった
「さてと…」
リュートはB4の紙に手を伸ばし目を通していく
1枚目には、天界にあった頃の真邪のヒスイの写真が大きく載っていた
黒くの中に、所々赤が見える不気味な玉…それが真邪のヒスイということが分かった
2枚目には、学校のこと…3枚目には、リュートが使う部屋を決めてあるという内容だった
「…別に部屋くらい何処でもいいじゃねぇーかよ…」
リュートの呟きは、テレビの賑やかな笑い声にかき消された
リュートはテレビを消すと2枚目の紙を捨て、ほかの紙と荷物を手に2階へ上がる
階段を上がってすぐの左側に部屋が並んでいるが、リュートは目もくれずに進んでいく
3枚目の紙に指定されていたリュートの部屋…それは、つき当たりを左に曲がった右側にある部屋だった
指定された部屋の前に立ち止まり、扉を眺める
(ココ…だよな?オレの部屋って…
何で部屋の場所決まってんだよ…別に手前の部屋でも良いじゃねぇか…)
心の中でブツクサ文句を言いながら、扉を開ける
部屋の中にはベッドやテーブル、机に引き出しと必要なものは全て揃っていた
リュートは、持ってきた衣服などをしまう
ため息をつき、適当な椅子に腰を下ろし、カバンをテーブルに置く
無音の中、リュートのため息はいやに大きく響き渡った
「チッ…テレビでもつけよう…」
椅子から立ち上がり、テレビのリモコンを取り、電源をつけ適当なチャンネルにする
「はぁ…とりあえず貰った封筒の中身全部見てみるか…」
先ほどと同じ椅子に座り、カバンから封筒を取り出す
封筒からは、地図にならなかった地図と帽子の少年から貰った地図
そして、鍵が3つとB4の紙が数枚
(…何で鍵が3つも?)
2つなら、予備だろうとも思えるが、3つは多すぎである
リュートは、ため息をつきリビングの引き出しにしまう
地図にならなかった地図は迷わずゴミ箱に捨て、少年から貰った地図は封筒に戻す
特に理由があるわけではないが…なんとなくの行動だった
「さてと…」
リュートはB4の紙に手を伸ばし目を通していく
1枚目には、天界にあった頃の真邪のヒスイの写真が大きく載っていた
黒くの中に、所々赤が見える不気味な玉…それが真邪のヒスイということが分かった
2枚目には、学校のこと…3枚目には、リュートが使う部屋を決めてあるという内容だった
「…別に部屋くらい何処でもいいじゃねぇーかよ…」
リュートの呟きは、テレビの賑やかな笑い声にかき消された
リュートはテレビを消すと2枚目の紙を捨て、ほかの紙と荷物を手に2階へ上がる
階段を上がってすぐの左側に部屋が並んでいるが、リュートは目もくれずに進んでいく
3枚目の紙に指定されていたリュートの部屋…それは、つき当たりを左に曲がった右側にある部屋だった
指定された部屋の前に立ち止まり、扉を眺める
(ココ…だよな?オレの部屋って…
何で部屋の場所決まってんだよ…別に手前の部屋でも良いじゃねぇか…)
心の中でブツクサ文句を言いながら、扉を開ける
部屋の中にはベッドやテーブル、机に引き出しと必要なものは全て揃っていた
リュートは、持ってきた衣服などをしまう