HERETICAL KIDS
―翌日―
朝、リュートは窓から入る日の光で目を覚ました
窓の外で、スズメの鳴き声も響いている
「ふあぁ~…よく寝たぁ~」
思い切り伸びのして起き上がる
そして、時計に目を向ける
「7時30分…え゛…あぁぁ!!目覚ましかけるの忘れてた!!!
朝飯と弁当作らなきゃならねぇのに!クソッ!弁当は諦めるか…食堂か何かあるやろ!
急がないと間に合わない!!だから学生は嫌いだ!!!」
バタバタ服を着替え、カバンを掴んで部屋から出て行くリュート
廊下では「1人ってのは不便なんだよ!!」という、リュートの声が響き渡った
(紙には、転校初日は色々用事があるから、7時50分には学校に着くようにって書いてあったのに!!!)
10分で身支度を済ませたリュート
まだ、食べきれていない食パンが口に銜えられているが…
リュートは、時計を見るとダイニングから姿を消した
正確には、家を飛び出した
慌てていたが、キチンと鍵をかける
1人暮らしが長いので、習慣なのだろう
(あぁぁぁ!!道なりに行くのメンドクサイ!!)
天界でも道はあるのだが、急いでる時は人の家を足場にして近道をしている
リュートに限らず、基本的に誰でもやっていること…稀にやらない人もいるが…
しかし、人間界ではそれが出来ない
今のリュートにとって、かなり腹立たしいことこの上無い
(ってか、オレ学校の場所知らないし!!)
道を走りながら、リュートは重大なことに気づいた
学校が分からなければ、今走っても無駄ということになるが、リュートは走る
方向があってるか、道があってるか分からないけれど走る
今のリュートには、走るしか方法が思い浮かばないのだ
(あ~…7時50分に間に合うかなぁ…)
多分…いや、きっと無理だろう…と思いながらリュートは走るのだった
家を出たのが7時40分
天界でのリュートのスピードなら余裕だが、人間界ではスピードを抑えなければならない
その上、学校の場所が分からない…10分で着けるわけが無い…
朝、リュートは窓から入る日の光で目を覚ました
窓の外で、スズメの鳴き声も響いている
「ふあぁ~…よく寝たぁ~」
思い切り伸びのして起き上がる
そして、時計に目を向ける
「7時30分…え゛…あぁぁ!!目覚ましかけるの忘れてた!!!
朝飯と弁当作らなきゃならねぇのに!クソッ!弁当は諦めるか…食堂か何かあるやろ!
急がないと間に合わない!!だから学生は嫌いだ!!!」
バタバタ服を着替え、カバンを掴んで部屋から出て行くリュート
廊下では「1人ってのは不便なんだよ!!」という、リュートの声が響き渡った
(紙には、転校初日は色々用事があるから、7時50分には学校に着くようにって書いてあったのに!!!)
10分で身支度を済ませたリュート
まだ、食べきれていない食パンが口に銜えられているが…
リュートは、時計を見るとダイニングから姿を消した
正確には、家を飛び出した
慌てていたが、キチンと鍵をかける
1人暮らしが長いので、習慣なのだろう
(あぁぁぁ!!道なりに行くのメンドクサイ!!)
天界でも道はあるのだが、急いでる時は人の家を足場にして近道をしている
リュートに限らず、基本的に誰でもやっていること…稀にやらない人もいるが…
しかし、人間界ではそれが出来ない
今のリュートにとって、かなり腹立たしいことこの上無い
(ってか、オレ学校の場所知らないし!!)
道を走りながら、リュートは重大なことに気づいた
学校が分からなければ、今走っても無駄ということになるが、リュートは走る
方向があってるか、道があってるか分からないけれど走る
今のリュートには、走るしか方法が思い浮かばないのだ
(あ~…7時50分に間に合うかなぁ…)
多分…いや、きっと無理だろう…と思いながらリュートは走るのだった
家を出たのが7時40分
天界でのリュートのスピードなら余裕だが、人間界ではスピードを抑えなければならない
その上、学校の場所が分からない…10分で着けるわけが無い…