HERETICAL KIDS
「…何でいないの?…って、違う!!いや、気になるけど!!
それよりも、今オレが聞きたいのは、何でアンタがココにいるかってことだ!!」
先ほど注意されたばかりなのに、再びリュートの大声が職員室に響き渡った
「うるさいですよ、僕の言ったこと聞いてましたか?
何でココにいるかなんて、至極簡単ですよ
ココは職員の部屋みたいなものです
だから、職員がいても何ら不思議がることはありませんよ
まぁ、要は僕が学校の先生だからです」
「初めから先生だって言えよ!回りくどい!!…って、アンタ医者じゃ無いのか!?!」
一瞬、「先生」で納得しそうになったが、納得しては自分を治療したのが「学校の先生」ということになることに気がついた
「医者ですよ」
当然のことのようにサラリと言ってのけたコースケ
「…どっちが本当なんだよ…」
「どっちも本当です」
「…」
リュートの呟きに、すかさず答えるコースケ
リュートは、チラリとコースケを睨むように見た
天界で、医者というのは人間界よりも簡単になることが出来る
治療という行為が、霊力を介してするため人間とは方法が異なるためだ
だから、今のコースケが医者にしては若いのもリュートには全く違和感は無い
ただ、人間界で教師をするには、免許が必要だ
もちろん、人間界で取得したもの
それを取得するには、また2~4年は確実にかかるだろう
教諭の免許を持ってる…という歳にはあまり見えないが…
それよりも、今オレが聞きたいのは、何でアンタがココにいるかってことだ!!」
先ほど注意されたばかりなのに、再びリュートの大声が職員室に響き渡った
「うるさいですよ、僕の言ったこと聞いてましたか?
何でココにいるかなんて、至極簡単ですよ
ココは職員の部屋みたいなものです
だから、職員がいても何ら不思議がることはありませんよ
まぁ、要は僕が学校の先生だからです」
「初めから先生だって言えよ!回りくどい!!…って、アンタ医者じゃ無いのか!?!」
一瞬、「先生」で納得しそうになったが、納得しては自分を治療したのが「学校の先生」ということになることに気がついた
「医者ですよ」
当然のことのようにサラリと言ってのけたコースケ
「…どっちが本当なんだよ…」
「どっちも本当です」
「…」
リュートの呟きに、すかさず答えるコースケ
リュートは、チラリとコースケを睨むように見た
天界で、医者というのは人間界よりも簡単になることが出来る
治療という行為が、霊力を介してするため人間とは方法が異なるためだ
だから、今のコースケが医者にしては若いのもリュートには全く違和感は無い
ただ、人間界で教師をするには、免許が必要だ
もちろん、人間界で取得したもの
それを取得するには、また2~4年は確実にかかるだろう
教諭の免許を持ってる…という歳にはあまり見えないが…