前世と今~記憶の鎖~
『アイテムは、その中に入れることが出来ますわ
食材も入れることが可能です
ただ、食材は冷蔵庫に入れることをお勧めいたしますわ』
「冷蔵庫?」
『はい!このチュートリアル後に、報酬として受け取れますのでご心配なさらずに♪』
「ならえぇんやけど…」

ツバサが部屋の中を思いだし…冷蔵庫が無い事を心配していたら、まるで思考を読んだようなタイミングでシュレが答えた
ツバサはそれを聞いて安心し、リュックの中身を確認しにかかる
リュックの中にはナイフと弓矢とロッドが入っていた

『職業に就いても、基本的に全ての武器が使えます
ただ、100%の力が引き出せるのは本職に合った武器のみになります』
「へぇ~」
『武器装備以外は、基本的に自宅のみ変更可能です』
「はーい(武器装備は、何処でも変更可なんやね)」
『私の説明はご理解いただけましたか?』
「うん、分かったで」

ツバサがシュレの問いに答えると、シュレはニコリと笑い

『それでは、ライムのところへ行って下さい』

シュレの言葉に、ツバサは頷くとライムのところに向かう
今気が付いたが、次に話すべきNPCの上には下向きの黄色い矢印がある
なので、ライムが誰か分からないツバサでも、すぐに見つけることが出来た

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