前世と今~記憶の鎖~
「これがヘルプか…」
『そう、ヘルプの本を出したら、知りたい項目の文字を押す』
「へぇ~」

ツバサは試にあちこちのページを開いている
項目の文字を押すと、勝手にパラパラとページがめくれて、そのページを開けてくれる

『これくらいの知識があれば、もう大丈夫
武器のこととか、防具のこととかで分からないことは、武器商人…防具商人に聞いたらいいよ
あとは、プレイヤーに聞くのもいいね
それじゃ、冷蔵庫をあげるよ』

ウサギがピョンと宙返りをすると、10㎝くらいの正方形の箱が現れた
プレゼントらしく、綺麗にラッピングされリボンまでついてる

(ウサギが冷蔵庫出すの!?ってか箱小さくね!?)

ウサギが冷蔵庫を出したことに…そして、出し方に…ついでに箱の大きさに驚き、心の中でツッコミを入れる
ともかく、ツバサは無事に冷蔵庫を手に入れたのだった

『街には、横にあるこのワープゾーンから行けるよ』
「ん、分かった~」

チュートリルを全て終わらせたツバサは、ワープゾーンに入る
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